[ニッサン]
2017年04月16日
キューブインテリジェントキー追加
日産(キューブツイストノブタイプ)ではほとんどの車種で「インテリジェントキーシステム」を採用しており、インテリジェントキーを携帯しておけば、次の4つの機能が付いているのでスムーズに出発できます。
ハンズフリーロック・アンロック・トランクオープン機能
→ドアハンドルやトランクに付いている「リクエストスイッチ」を押すと、ドアの施錠/開錠やトランクを開けることができます。キーを鍵穴に挿したり回したり、リモコンを操作したりする必要が無く、手ぶらで簡単に操作できます。
ハンズフリーエンジンスタート機能
→キーを取り出して鍵穴に挿さなくても、イグニッションノブを回す(もしくはエンジンスタートスイッチを押す)だけでエンジンが始動します。
キー閉じ込め防止機能
→車内やトランクにキーを閉じ込めること(インロック)が無いよう、ドアやトランクを閉めた瞬間にドアの施錠状態とキーの車内残留状況を検知します。閉じ込め状態を検出した場合、ブザーで警告して知らせると同時に自動でドアが開錠されます。トランク閉じ込めの場合はトランクが開きます。
リモートコントロールエントリー機能
→約1m離れたところからインテリジェントキーのスイッチを押して、ドアやトランクの施錠/解錠ができます。
日産のインテリジェントキーは、以前は車種によってカード型や長方形型のものもありましたが、現在は楕円形のキーに統一されています。インテリジェントキーは同じ車両で最大4個まで使うことができます。
「イモビライザーシステム」が採用されているので、盗難や車上荒らし対策もとられています。
イモビライザーシステム
イモビライザーシステムとは、盗難防止のためのシステムです。インテリジェントキーには、車とキーの両方に、電波を発信するアンテナと、電波を受信するチューナー(受信機)が組み込まれています。ドアハンドルにあるリクエストスイッチを押すと車のアンテナから電波が発信され、その電波を受けたキーは、自動で電波を返します。この電波を車のチューナーが受信することでドアの施錠・開錠を行います。
エンジン始動の場合も同様に、イグニッションノブを押し込む、またはエンジンスタートスイッチを押すと車から電波が発信され、それを受けたキーが電波を返し、エンジンが始動します。車から発信される電波は、リクエストスイッチの周囲1m程度、車内の場合はキャビンとトランクルームにだけ届くような強さにチューニングされているため、キーを持っている人がその範囲にいる時のみ動作します。
インテリジェントキーが発信する電波には個体識別暗号が含まれており、その暗号をあらかじめ車に登録して使用します。そのため、登録されていないキーの電波を受信した場合などは反応しません。
インテリジェントキー対応車種の例
・ゼロ・エミッション車→リーフ
・コンパクトカー / 軽→ノート、ジューク、ティーダ、キューブ、マーチ、デイズ、モコ、デイズ ルークス
・ミニバン/ワゴン→エルグランド、セレナ、ウイングロード、ラフェスタ ハイウェイスター、NV350キャラバン
・スポーツ&スペシャリティ/SUV→ GT-R、スカイライン クーペ、フェアレディZ、ムラーノ、スカイライン クロスオーバー、エクストレイル、デュアリス
・セダン→シーマ、フーガ ハイブリッド、フーガ、ティアナ、シルフィ、ラティオ
日産インテリジェントキー 便利な8つの機能
1.ハンズフリーで、ドアやトランクの解錠・施錠ができる
→ポケットや鞄に携帯すれば荷物が多い時や、雨の日に鍵をシリンダーに差し込む手間がいりません。
2.エンジン起動も楽々
→イグニッションノブを回す(もしくはエンジンスタートスイッチを押す)だけでエンジンが始動。
3.キー閉じ込め防止機能
→キーが車内にあるときは、外のドアノブのボタンをおしてもロックされません。
4.キー連動室内照明システム
→ドアを解錠すると、室内照明( 室内照明 )が約15秒間点灯します。
5.アンサーバック機能
→ドアの施錠・解錠時に、作動確認のためのブザーと非常点滅表示灯が作動します。(施錠時1回、解錠時2回)
6.オートロック機能
→リクエストスイッチを押して、解錠後約30秒以内にドアを開けたり、エンジンを始動しないと、盗難防止のため自動的に全ドアが施錠されます。
7.インテリジェントキーの電池が切れても、手動でドアの解錠・施錠、エンジンの始動ができる
→内蔵されているメカニカルキーを取り出し、ドアの解錠・施錠、エンジンの始動ができるので、もしもの時も安心です。
8.インテリジェントキーの電池残量のサイン
→スマートキーの電池の残量が少なくなったら、メーター内に警告を表示します。
インテリジェントキーを紛失したら
日産のインテリジェントキーは車種・年式・グレードにもよりますが、イモビライザーが標準装備されています。鍵を紛失し1本もない場合、合鍵(スペアキー)を作製したい、追加で鍵を登録したい場合は、イモビライザーとインテリジェントキーの登録が必要となります。
日産のディーラーでは、インテリジェントキーの新規登録に20〜30万円請求される場合があります。これは、ディーラーではコンピューターの初期化が出来ないので、新品のコンピューターに交換する必要があるのですが、その部品代が高額なためです。また、レッカー移動や部品取り寄せで1週間程度の時間がかかるケースが多いです。
『カギの緊急隊』では、コンピューターの交換をせず、インテリジェントキーの作製が即日可能です。費用もディーラーの半額以下で出来る車種がたくさんございます。
お電話いただいて即日、お客様のもとへ最短30分以内で駆けつけ、その場でインテリジェントキーの作製・イモビライザーの登録をいたします。作業自体は1〜2時間程度で終了いたしますので、急なトラブルでお困りの際はぜひご相談ください。
インテリジェントキーをインロックしたら
日産のインテリジェントキーには「キー閉じ込め防止機能」があるため、基本的にはキーが車内にあると警告音がなります。しかし、車内のドアポケットなど微妙な位置においてある場合には、スマートキーを置いたままドアを閉めると、誤作動で感知されず、鍵の閉じ込め(インロック)をしてドアが開かなくなることがあります。
もし、インロックしてしまったら、落ち着いて『カギの緊急隊』にお電話ください。お客様のお困りの場所に最短30分以内で出張し、鍵を開ける作業を行います。20〜30分で鍵は開きますのでご安心ください。
オートロック機能
リクエストスイッチ(又はインテリジェントキーのドア解錠スイッチ)を押して、ドアの解錠後約30秒以内に次のいずれの操作も行わなかった場合は、盗難防止のため自動的に全ドアが施錠されます。
・ドアを開ける
・ エンジンスイッチを押す
施錠されるまでの間に、再度インテリジェントキーの解錠スイッチを押すと、その時点から約30秒後に施錠されます。
日産インテリジェントキーが正しく動作しないときは
次のような場合、インテリジェントキー機能によるドアの施錠・解錠ができません。
・エンジンをかけたまま(電源ポジションがAcc、ONのとき)インテリジェントキーが社外に持ち出される、または不適切な位置にあると感知されたときは警告音がなります。
→キーを鞄に入れて後部座席に置いたりすると,感知範囲外と判断されるので、キーをポケットなどに移動させましょう。
・インテリジェントキーで施錠し、メカニカルキーで解錠すると警告音が鳴ります。
・ドアが完全に閉まっていない(半ドア)とき。
・インテリジェントキーが施錠・解錠作動範囲内(各ドアのリクエストスイッチから周囲約80cm以内)にないとき。
・携帯しているインテリジェントキーが車内にありドアを施錠したとき。
→キー閉じ込め防止機能がはたらくので、解錠のみできます。
・インテリジェントキーの電池が切れているとき。
→電池の交換をしましょう。
日産インテリジェントキーの電池が切れたら
インテリジェントキーの電池が切れたときでも、応急処置として「エンジンの始動」や「ドアの施錠・解錠」を行うことができます。
ドアの施錠・解錠
インテリジェントキーに内蔵されている、メカニカルキーを使って行います。
インテリジェントキー裏側のロックを外しながらメカニカルキーを引き抜きます。元に戻すときは、ロックが戻るまで確実に差し込んでください。
エンジンの始動
1.セレクトレバーがPにあることを確認してから、ブレーキペダルを踏みます。
2.インテリジェントキーの裏面を、エンジンスイッチに接触させます。ブザーが「ピピッ」と鳴ります。
3.ブザーが鳴ってから約10秒以内に、ブレーキペダルを踏んだままエンジンスイッチを押すとエンジンが始動します。
エンジンを停止するときは、通常のときと同じように、セレクトレバーをPにしてからエンジンスイッチを押してください。
日産インテリジェントキーの電池について
電池の寿命は約2年程度
インテリジェントキーは車両との通信のために常時受信動作をしているので、常に電池を消耗しています。使用方法により大きく変わりますが、インテリジェントキーの電池の標準的な寿命は2年程度です。スペアのインテリジェントキーを全く使用していなくても電池は消耗します。テレビやパソコンなどの電化製品の近くに置くと、電池を著しく消耗することがありますのでご注意ください。
電池残量のサイン
スマートキーの電池の残量が少なくなったら、メーター内に鍵と電池のマークで警告を表示します。警告表示が出た場合は、早めに電池を交換してください。